モアザン

ガイド革命。

高精度加工技術が生んだ世界初のカーボンフレーム

DAIWAはロッド開発において常に軽量化を重ねてきた。DAIWAのロッドの進化は軽量化の歴史と言っても過言ではなく、ブランクの軽量化に始まり、リールシートや細かなパーツ一点一点までその時代々々で可能な限りの軽量化を追及し、様々なテクノロジーが融合し、時代を切り拓いてきたのだ。

そんなDAIWAでも唯一、軽量化に踏み込めなかったものがある。ガイドである。これまでもガイドの軽量化については様々なアイデアが検討されてきたものの、DAIWAの開発陣が総力を挙げても決定的な方法が確立できず、幾年もの歳月が経過した。

悲願とも言うべきガイドの軽量化が、2010年、いよいよ完成した。DAIWAは軽量かつ高剛性の素材、「カーボン」をガイドにすることに成功したのだ。カーボンは宇宙・航空産業からやってきた素材であり、今やロッドの代表的な素材となっているのはご存知の通りで、カーボンを加工することはDAIWAのお家芸でもある。しかしながら、カーボンをガイド形状にするためには特殊な技術が必要となり、DAIWAが長年培ってきた高精度加工技術をもってしても長年の時間を要した。ようやく完成に漕ぎつけたそのガイドは、軽量化と同時に未来感を感じさせるデザインを実現した。

また、チタンは既に一般的に使われている素材ではあるものの、DAIWAは独自に実釣に即した形状を模索し、オリジナルのチタンフレームを完成させた。チタンは一般的なロッドに使用されるステンレスより数段軽く、強度に優れた素材であり、白金(プラチナ)や金とほぼ同等の強い耐食性を持つ。海水にも高い耐食性を示し、軽さ・強度・耐久性においてガイド用フレーム材として最適な素材のひとつなのである。

次にリング素材であるが、チタン材の板厚を極限まで薄くした極薄リングを開発して徹底的な軽量化を図り、カーボンフレーム・チタンフレームにそれぞれ装着し、限りない軽量化を実現した。

計り知れないAGSのメリット

ガイドが軽くなることで、まず、キャスト時の振り抜きスピードが上がるため、飛距離が伸びる。次にキャスト時のティップのブレの収束が早くなるため、飛距離と共にキャストアキュラシーが上がる。つまり、より遠くに、より正確にキャストすることが可能になるのだ。また、ブランク本来が持つポテンシャルがより引き立つことで、感度がアップすることも大きい。たとえば、同じブランクを使用していても、AGSを搭載するとリトリーブ時のルアーのアクションが今まで以上にダイレクトに伝わってくるので、ルアーが潮を掴む感覚や潮目などが、よりリアルにわかるようになるのだ。ボトムを取って釣るスタイルでも1〜2ランク程度上のウェイトのルアーでボトムを探っているかのように錯覚するほど、ボトムの状態がしっかり伝わってくる。

この画期的な次世代のガイドシステムをダイワはAGS(エアガイドシステム)と命名した。このシステムで使用されるガイドは3タイプ。カーボンフレームにチタンリングを組み合わせた「CT」、カーボンフレームにSiCリングを組み合わせた「CS」、チタンフレームにチタンリングを組み合わせた「TT」の3タイプをフィッシングスタイルや釣法に合わせ、適材適所に搭載している。

シーバスロッドではモアザン ブランジーノ AGS97LMLの1Gから6Gまでを「CS」、7Gから8Gに「CT」を配置。トラウトロッドではプレッソLTD AGS60XULに、1Gから4Gまでを「TT」、5Gから7Gに「CT」を配置。

DAIWAのAGSが新しい釣りの扉を開く。

DAIWA独自のカーボン加工技術とチタン処理技術は、ブランクスとの同調性、ライントラブルの解消など革新的ガイドの設計を可能にした。

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