





波立つ水面を高速で疾走し、想像以上の波しぶきの洗礼を受けるオフショアフィッシング。
DAIWAは海水の浸入を完全に防ぐ方法として、パッキンを使用した防水構造のソルティガZを2001年に世に出し、長きに渡り絶大なる支持を得た。
しかし、この防水方式はパッキンが回転軸と擦れることで摩擦抵抗が発生し、回転の軽さを犠牲にするというデメリットを併せ持っていた。
そのデメリットを克服し、軽くスムーズな回転を阻害しないゼロフリクションの防水構造、その夢のような構造にDAIWAは取り組んだのだ。
DAIWAが自信と誇りを持って出した結論、それが「マグシールド」。
ソルティガZで絶大なる支持を得た防水性能はそのままに、軽くスムーズな回転を実現。
アングラーが誰しも願う理想が現実となったのだ。


ボディ側に搭載された特殊形状のマグネットとローター軸部に取り付けられた磁性体との間に微細な隙間を設け、その隙間の径方向(回転軸に対し直角方向)に循環型の磁束線を張り巡らせる。その磁束線が張り巡らされたボディとローターとの隙間にマグオイルを注入し形成された油膜でボディ内部と外部を遮断するのだ。
これによってリールが潮を被ったり、ラインや指先を伝わり海水が浸入しようとしても、ボディとローターの隙間が強固なマグオイルの膜で防御され、海水をシャットアウト。
ボディ内部に海水が浸入しないから、内部はいつもフレッシュで初期の軽く滑らかな回転性能が長く続く。


海水を被ったり、浸かったリールはまず間違いなくボディ内部に海水が回り込み、 水没していなくても波飛沫などで、ボディ内部に浸入することはかなりの確率で発生する。自宅に戻って洗浄しても、内部に入った塩は抜け切れずに回転低下を起こし、あえなく修理に持ち込まれるというケースが散見された。
マグシールドを搭載したリールはこのような課題に取り組んだのである。
ボディに海水が浸入しないことは実釣において様々な恩恵をもたらす。
まずは滑らかで軽い回転が持続する。これは初期の回転性能が持続するというだけでなく、使い込むことで自分のリトリーブのクセがリールに馴染み、回転フィールはさらに向上するのだ。結果としてリトリーブに集中できるから、より感度の高い釣りが可能になる。